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感想 「ウエスト・サイド物語」(映画)

映画

ウエスト・サイド物語

日本では1961年12月23日に丸の内ピカデリーなどの松竹洋画系で封切られて、丸の内ピカデリーでは翌1963年5月17日まで511日にわたるロングラン上映となった。これは前年のベン・ハーを凌ぐ記録で、丸の内ピカデリーだけで興行収入4億4,968万円を上げ、全ての上映館の最終的な配給収入は13億円の大ヒットとなった[1]

[1] 斉藤守彦「映画を知るための教科書 1912~1979」(洋泉社、2016年3月) 133P

 

以上、Wikipediaから。
511日のロングラン上映って今では考えられないですねw

 

ウエスト・サイド物語」はロミジュリを下敷きにして作成された、というのは事前に知っていたので内容をある程度予測して鑑賞しました。

感想はまずまず、といったところ。

話の骨格はロミジュリなので言うこともないですが、ヒロインであるマリアが好きになれず、私はあまり楽しめなかったなーと思います。

 

だってさ、マリアって悪女なんですもん。


ジェット団とシャーク団のケンカをトニー、たった1人に「止めさせて」とお願いするし、恋人を亡くして間もないアニタに「(仇敵である)トニーへ伝えてほしいことがあるの」とか言っちゃうし…。


分かるよ。ケンカは怖いし愛するトニーがチノに追われてるなんて気が気じゃなくなるよね。

 

だけどさ、やり方ってものがあるじゃない。


トニー1人に両団を大人しくさせる力があると思う?(マリアの兄はシャーク団のトップだから兄に相談してみようとは思わなかったのか?)
アニタに裏切られるかもしれないとは思わないの?

 

結果トニーはベルナルドから「腰抜け者」などと言われた挙句、ケンカを止めることは出来ずリフを刺され逆上しベルナルドを殺してしまう。
ジェット団の集まりに飛び込んだアニタは屈辱を味わい、トニーに嘘の情報を流す。

マリアにはどんな理由があったとしても大事なことは人に任せないで自分で行動してほしかったです。

 

と、散々愚痴を書いてきましたが、やっぱりダンスと歌、曲はすごいです。

 

ジェット団のダンスは切れがあるし一体感がありました。シャーク団と女の子たちの歌の掛け合い(「アメリカ」:アメリカの一般イメージとアメリカ批判を歌っている)は当時のアメリカを垣間見れて面白かったです。

 

そして何より、トニーが「マリア」を歌うシーンでは感動しました。
マリアの名前を初めて知り、その嬉しさから路地裏で熱唱するシーンです。
このトニーの純粋さ、いいなー。

 

 以下は私のお気に入りの「マリア」です。
ジャズピアニスト・デイブブルーベックがジャズにアレンジしたものです。
そもそも今回観たきっかけがこの曲なのです。